ATSUGI COFFEE FESTIVALを終えて

ATSUGI COFFEE FESTIVALを終えて

気づけばATSUGI COFFEE FESTIVALを終えてから一ヶ月が経ってしまった。
少しだけ振り返ってみようと思う。

そもそもATSUGI COFFEE FESTIVALはコーヒーフェスをやりたいからやる!という感じではなく
結果的に辿り着いたという感じだ。
もっと地元の方たちに色んなコーヒーを知ってほしい、大好きなあの人たちのコーヒーを楽しんでほしい
コーヒーを取り巻くカルチャーにも触れてほしい、コーヒーの面白さに触れたら他の嗜好品ももっと楽しめるのではないか
など色んな届けたいことを総合的に考えた結果、コーヒーフェスしかない!となった。

僕自身がコーヒーフェスティバルに参加したのは2015年のこと。
TOKYO COFFEE FESTIVALだった。
そのときの上司がこんなイベントあるよと教えてくれて、ふらっと遊びに行ってみたのを覚えている。
まだまだコーヒー駆け出しの僕には違いがそんなに分からず、お祭りみたいで楽しいな〜くらいだった。
また、このとき会場を歩いてたら遠くの方から僕の方を見て満面の笑みで自分の顔を指差し、『俺だよ!俺!』と声かけてくるおじさんがいた。
なんと浅野忠信さんだった。(浅野忠信さんのバンドのTシャツ着てた)

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そこから時が経ち、厚木珈琲を立ち上げたときからコーヒーフェスをこの厚木で開催したいと思っていた。
だけども時間も人も知識も無い。タイミングを見計らって時間だけが過ぎていった。

今年4月に厚木中央公園でイベントが開催されていて、僕たちも呼んでいただいた。
イベント終了後に市議の望月真実さんとINSIDE成塚あいさんと立ち話をしているときに『僕いつかここでコーヒーフェスやりたいんですよね』とボソっと言ったところ
真実さんから『フォローしてあげるからやりなよ!』と言っていただき、真実さんとあいさんいたらなんとかなるか!と開催をサクッと決断したのであった。
あれほどやりたいけどどうしたらいいか分からないと考えていたのに、支えてくれる人がいるだけでこんなにもスムーズに決まってしまうのである。
僕はいつでも1人でやるのは不安で誰かが少しでもサポート入ってくれるとススっと進むのだと改めて自分の性格を理解した。

それからは横須賀コーヒーフェスチームに相談させていただいたり、必要な手続きをリサーチしたりとゆっくりと進んでいたがまだどこか実感がわかなかった。
ロゴを自分で作ってみたけどどうもしっくりこない。
やるからにはいいイベントにしたい。みんなが喜んでくれるイベントにしたい。まだコーヒーフェスを体験したことない厚木の皆さんにどうやったら楽しみ!と思っていただけるのかぐるぐるしていた。
ぐるぐるする少し前に望月商店さんでポップアップをさせて頂いたときに絵本作家のHeyさんがご家族で遊びに来て絵を見せてくれた。
その絵の細かさに驚き、いつか何かで一緒にできたらいいですね〜と話していたのを思い出し、すぐさまHeyさんへ連絡。
とりあえず一回話しましょうとなった。開催3ヶ月前の話である。

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厚木珈琲本店で今回の想いや構想、ビジュアルのイメージをお伝えし、是非Heyさんと一緒にやらせて頂きたいとお願いしたところ快く了承してくれた。
そこからというもの細かいやり取りを経て、短期間でメインビジュアルを仕上げてくれた。
Heyさんの仕上げてくれた絵は全ての理想を形にしてくれた。これまでどこか上の空だったような感覚がやっと地に足付き、Heyさんによってここまでのクオリティを作り込んでくれたことからリミッターを解除して死ぬ気でやろうと決断できたタイミングでもあった。

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Heyさんのビジュアルをリリースした直後から周りの反応が変わったような気がした。
多くの人からATSUGI COFFEE FESTIVALいいね!と言ってもらえるようになったし、感覚的に僕たちの本気度が伝わった気がしている。
一枚のアートだけでここまで反応が変わるのかと驚きと発見があった。
当初僕が作ったロゴで開催されていたらどうなっていたのかと考えると本当に恐ろしい。

8月のインドネシア渡航から帰ってきてから僕の時間は全てATSUGI COFFEE FESTIVALに費やした。
保健所や消防、市役所とのやりとり、備品の手配、当日のオペレーション、ボランティアいただく皆様の募集、タイムスケジュールなど一気に整えていった。

厚木珈琲ファミリーであるサンダースネーク厚木チームや僕たちのこれまでをフィルムに収めてくれるYUZUFILMも参戦。

重要なコーヒーの出店者は僕たち自身がリスペクトしており、飲みたく、来場頂いた皆様へ愛を持ってご紹介できるロースターの皆さんに直接声を掛けさせて頂いた。
(もちろんもっともっと声掛けたい方たちばかりなのですが、次回お声掛けさせてください)

開催まで日が近づくにつれ天気が心配になってくる。
2週間前の予報では曇りのち雨。
安くない金額が出ていっている手前、中止は最悪のパターンだ。
開催一週間前の土曜は雨で1週間後のATSUGI COFFEE FESTIVAL開催日も雨予報だった。
人間とはなんとも自分勝手な生き物でマジでこの日だけは晴れてくれと願ってばかりいた。
昔、天候を左右するために生贄が捧げられていたのもなんとなく理解できる気がした。
ちなみにこの辺りから自律神経が乱れ、寝付きが悪い夜が続いた。
開催4日前にはなんと開催日の天気予報が晴れ予報に変わった。
ボランティアの方たちへの事前説明会でも無事開催できそうとお伝えした。

開催日3日前、お世話になっている会社さんがテントを貸してくれるとのことで受け取りに行く。
いよいよ会場設営の準備だ。
サンダースネークチームもみんなで手伝ってくれた。

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前日設営メンバー

開催日前日、いよいよテントの設営。
SNSで呼びかけさせて頂いたこともあり、ボランティアチームの皆様を含む多くの方が手伝ってくれサクッと終わった。
夕方にレンタル業者さんが来て、備品を届けてくれた。
テントの幕も一緒に届いたのでここから設置し始めたのだが、これがまぁ大変で弟に手伝ってもらったがまぁ進まない。
再度SNSで手伝ってほしいと呼びかけたところ常連さんやサンスネの元気君も駆けつけてくれたりと2時間ほどかけてやっと終えられた。
そのまま隣で開催されているオクトーバーフェストでソフトドリンクを飲み、バンドの音楽に合わせて踊った。
あとは明日を迎えてやるだけだ。

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意外とぐっすり寝られた。
目覚ましのアラームで5時に起きた。外はまだほんのり明るいくらいで外に出るととても気持ちの良い空気の澄んだいい朝だった。
6時、会場に入る。前日に設営した会場も特に問題ない。
自動販売機で買った暖かいほうじ茶を飲みながら会場を一周する。
あと2時間したらロースターのみんなが集まって、4時間もしたらお客さんが集まってくる。
そんな高揚感もあるが、誰もいない会場を目の当たりにすると本当にみんな来てくれるのか?このまま誰も来なかったらどうしようと不安も共存した。

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少しずつ日がのぼり、気温も上がってくる。
7時になると実行委員のメンバーも揃い、当日の設営も始まった。
8時にはロースターの皆さんや、フードトラックの皆さんも集まってきた。
この頃には搬入者の案内や当日受付の説明でバタバタになっていた。
9時ほぼほぼ搬入が終わり、会場もお客さんを迎える準備ができてくる。
9時半、運営メンバー・出店者・ボランティアの皆さんを集めてオリエンテーションが始まる。
壇上に立ち、周りに集まる皆さんをみて『あぁちゃんと形になったな』と胸を撫で下ろす。
集合写真がとてもいい写真なのでぜひみんなにも見て欲しい。

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Photo by YUZUFILM

10時いよいよ開場。
すでに受付にはお客さんが待っている。
が、そんなに人がいない、、、??
このままだったらどうしようと不安が一気に込み上げる。

市役所の方たちも朝イチから来てくれてお礼を伝え、こんな感じになりましたと立ち話をする。
10分ぐらいだったと思う。話している最中から少しずつお客さんが増えてきた。
知り合いや常連さんが声を掛けてくれる。それだけで心が軽くなった。

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気づけば会場はお客さんで埋まり始める。
ボランティアの方たちからの質問や出店者の皆さんに声を掛けていきながら問題無いかチェックしていく。
もうお昼過ぎた頃かなと思いスマホを見たらまだ10:40だった。

どんどんと各店舗の列が長くなる。
遠くに聳える大山を見て今日の天気は持ちそうだなと確認する。

サンダースネークチームがプロデュースしてくれたライブも最高だ。
僕たちの映画の主題歌を歌ってくれたInyの歌声は会場の雰囲気ともばっちりである。
みんなに聞いてもらうことができて僕たちも嬉しい。

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歌ってくれたIny

お昼を過ぎる頃には会場はお客さんでいっぱいになっていた。
ポスターを貼ってくれた飲食店、事業者さん、メディアで紹介してくれた皆様、FMヨコハマさんみんなのおかげである。
エモい気持ちになり、どこかで知ってくれて、わざわざ時間を作ってくれて、遊びに来て頂いたお客さんには本当に感謝しかない。

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ライブペイントも実施!絵は厚木珈琲 The Roasteryに飾ってあります

しかし、イベントが終わるまではまだまだ時間がある。トラブルが起きないように細かくチェックしていかなければならない。

ボランティアの方たちも大活躍だ。
それぞれが声を掛け合い、協力してくれて、列の整理、抽出用の水のチェック、お客様への対応
など細かく対応してくれた。
出店者の皆さんからは大絶賛でこんなに細かくフォローしてくれるフェスは無いと声もいただいた。

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ボランティアチーム打ち合わせ中

夕方あたりから風が強くなる。
テントが飛ばないように補強したり、みんなで押さえたりするが、一向におさまらない。
途中で一台飛んでしまうハプニングがあったが、怪我や破損はなかった。

18時無事にイベントが終了する。
小さな改善点はいくつもあるが、特に大きなトラブルは無くイベントを終えた。
出店頂いた皆様へ声を掛けて回る。
みんなすごく良いコーヒーフェスだったと言ってくれた。

ATSUGI COFFEE FESTIVALの当日作業を全て終えた後にやろうと思っていたことが一つある。
会場のど真ん中でビールを乾杯することだ。
コンビニで缶ビールを買い、チームメンバーと友人たちと乾杯した。
どんなシチュエーションで飲むビールが1番美味いか選手権で圧倒的No,1でないだろうか?
みんな本当にお疲れ様。

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後日集計したところ延べ4000人を上回る来場者数となった。
(公式発表は延べ4000人)

当初考えていたように
『もっと地元の方たちに色んなコーヒーを知ってほしい、大好きなあの人たちのコーヒーを楽しんでほしい
コーヒーを取り巻くカルチャーにも触れてほしい、コーヒーの面白さに触れたら他の嗜好品ももっと楽しめるのではないか』
という狙いをしっかり達成できたと思う。

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個人的評価としてはATSUGI COFFEE FESTIVALは成功と捉えている。
もちろんいろんな改善点はあるが。

これでATSUGI COFFEE FESTIVALは完成!という感じではなくもっともっといいイベントに出来ると確信した。
来年もやる予定でみんなと話している。

ということで厚木珈琲の集大成的なイベントATSUGI COFFEE FESTIVALは無事初回を終えました。

簡単な文章で終わるはずの振り返りが書き出してみるとどんどん書きたいことが増えてしまい長くなってしまった。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
またATSUGI COFFEE FESTIVAL2026!?でお会いしましょう!

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